三重県の農業・農業者
三重県の農業は、温暖な気候に恵まれ、名古屋・大阪等の大消費地にも隣接していることから、地域の特性に応じたさまざまな農畜産物を作っています。
農家数は全国的に減少し、地域の農業や農地を守る担い手不足が顕著になっています。三重県における農家数も令和2年には約33,000戸となり、10年前の約52,000戸から比べると63%まで減少しています。
このようななか、三重県では大規模な担い手から兼業農家や自給的農家まで、様々な農業者が農業・農地を守っています。
近年、大規模・中規模な担い手への農地や作業の集積が加速しており、地域や集落の協力の下、農業を効率的に継続できる仕組みづくりが進んでいます。
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お米お米安全でおいしいお米を
みなさんの食卓へ三重県内の田んぼ約30,000haで「コシヒカリ」や「結びの神(三重23号)」、「みえのゆめ」などが栽培されています。「銘柄が確認できた種子で生産されたお米」、「登録検査機関で定められた検査を受けたお米」、「栽培履歴記帳が確認されたお米」の3つの要件を満たしたお米だけを「JA米」として認証しており、皆様に安全でおいしいお米をお届けしております。 -
麦麦さまざまな商品に加工三重県内約7,000haで麦が栽培されています。「あやひかり」、「さとのそら」などの小麦は名物の伊勢うどんや菓子に、「ニシノカオリ」、「タマイズミ」などの小麦はパン、醤油に加工されています。また、県産大麦を使用した麦茶も販売されるなど、麦の活躍の場が広がっています。
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大豆大豆豆腐など日本の
伝統的な食を支える農産物日本の伝統的な食を支える大切な農産物の大豆。三重県内約4,500haで栽培されています。「フクユタカ」などの品種を栽培しており、豆腐や味噌、醤油、納豆などの原材料として活用されています。 -
トマトトマト品種が多く、
野菜の中でも人気のトマト栄養価が高く、リコピンによる抗酸化作用が期待でき、ビタミンCやカリウムも豊富です。昆布と同じくうま味成分グルタミン酸が含まれており、加熱することでさらにうま味とコクが増すので、生で食べるにも調理するにももってこいの野菜です。 -
なばななばな生産量日本一を誇る
三重のブランド野菜なばなは三重県の生産量日本一を誇る野菜。ビタミンCやミネラル、食物繊維などが豊富です。ほろ苦さが特徴ですが、ゆでることで食べやすくなります。また、三重が誇るブランド野菜「三重なばな」は、「美し国『みえの伝統野菜』」にも認定されています。 -
いちごいちご大人から子供まで人気!
愛らしさがチャームポイントビタミンCが豊富で風邪予防や美肌づくりに効果があり、大人から子供まで人気が高いいちご。三重県内で広く栽培されています。品種「かおり野」は、三重県で育種されたさわやかな味と上品な香りが特徴の三重ブランドいちごです。 -
温州みかん温州みかん美肌に必要な
ビタミンCがたっぷり気候が温暖な三重県内では多種多様な柑橘類が栽培されており、年間を通じてさまざまなみかんが採れます。その中でも、皆さんにお馴染みなのが温州みかん。温州みかんにもさまざまな品種があり、露地やハウスで栽培されています。疲労回復や風邪の予防・回復、美肌作りに必要なビタミンの宝庫です。 -
お茶お茶お茶を飲んでほっと一息三重県はお茶の栽培面積・生産量で全国第3位。県内で生産された茶の統一ブランドを「伊勢茶」として販売しており、県の「三重ブランド」にも認定されています。また、最近では、アイスクリームなどの加工品に入れる原料としても使われています。
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肉牛肉牛愛情いっぱい育て上げられた
自慢の牛三重が全国・世界に誇る「松阪牛」、気候、水に恵まれた伊賀地域で作り上げられる「伊賀牛」、脂肪の質にこだわった「みえ黒毛和牛」など、三重の豊かな自然のなかで、さまざまな銘柄が肥育されています。