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三重県協同組合連絡協議会 発足10周年記念式典を開催しました 2023.12.22
JA三重中央会 中央会・連合会 新着情報

JAグループ三重、県生協連、県漁連など県内の協同組合14組織で構成する三重県協同組合連絡協議会は21日、津市のホテルグリーンパーク津で発足10周年記念式典を開き、関係者ら26名が参加しました。

 

同協議会は、2012年の国際協同組合年(IYC)の目的を達成するために発足したIYC三重県実行委員会を継承して、幅広い協同組合間連携を強化し、協同組合の社会的・経済的地位の向上を目指した組織として発足しました。

 

同協議会の三林憲忠会長は「これまで学習会や地域貢献活動などに継続して取り組んできた。記念すべき発足から10年という節目を契機に、今後も各団体の連携を強化し、活動を続けていきたい」とあいさつしました。

 

県の一見勝之知事からは「中小・小規模企業が99.8%を占める本県において、相互扶助の精神に基づく協同組合の重要性は高まっている。県の課題対応において、引き続き力添えいただきたい」とビデオメッセージをいただきました。

 

式典では、同協議会の松井寿人幹事長がこれまでのあゆみについて報告。2025年の2度目のIYCに向けて、協同組合組織として関係機関等ともより一層連携していくことを確認しました。

その後、三重大学の青木雅生教授が「地域社会における協同組合の役割について」と題して講演。協同組合間協同の本質はつながりの回復、助け合いや居場所づくりであり、互いの連携だけでなく、地域における組合員・住民主体の動きを支援していくことがより重要なのではないかと話しました。

 

これからもJAグループ三重は、県内の協同組合組織をはじめとした関係機関と連携し、地域活性化に向けて取り組みます。